金物事業部の特徴

木工会社だからこそできる、金属への新たな挑戦

2017年11月に金物部門を合併することで、従来からの木材に加え、金属も扱うようになりました。金属は木とまったく違う性質を持っていますが、同じ素材であることに変わりはありません。木材加工で培ってきたノウハウを金属に応用していくことで、これまでになかった新しい製品が生まれる可能性があります。また、お客さまのご要望をかなえるために、木材と金属の両方の利点を活かしたハイブリッド製品を提案することも夢ではないでしょう。今後はさらに金物事業の成長を加速させ、木工の会社だからこそできる可能性に挑戦していきたいと考えています。

  • 自動ラック
  • レーザー複合機
  • プレスブレーキ
  • 溶接

QC活動に取り組み、高品質の金属製品をご提供

木工では「KATOMOKU品質」を維持・向上させるために数年前からQC活動を行っています。QC工程図や作業標準書を作成し、製品製造の上流から下流までを可視化。万が一、不具合があった場合でも、なぜ起こったのか、どこで起こったのか、どう対応するのかを徹底して追求していきます。この品質管理体制を金物事業部にも展開し、木工と同レベルの「KATOMOKU品質」を維持。素材の違いにかかわらず、常に高品質な製品をお客さまに提供していきます。

取扱材質/加工サイズ

【取扱材質】
スペック
SPCC SPHC
ステンレス SUS304 SUS430
各種パイプ 鉄パイプ SUSパイプ
【加工サイズ】
・最小:20mm程度
・最大:2メートル×1.2メートル ※製造組付けも可能

主要設備

【加工機】
名称 台数 機械概要
レーザー複合機 1 レーザーとタレパンの複合により様々な素材に彫刻、切断、穴あけ加工が可能です
L刃タレパン 1 シャーリング切断機とタレパンの複合により穴加工と切断を効率良くスピーディーに行います
プレスブレーキ 6 薄板の鋼板やステンレスの曲げ加工を行います
セットパンチ 2 様々な径の穴を寸法入力し、金属に正確に穴をあけます
ブレーキロボット 1 ブレーキの動作を全自動で行います。量産品に対応可能です
【溶接機】
名称 台数 機械概要
CO2溶接機 2 炭酸ガスを使用。コストが安く、半自動溶接で多く使われます
アルゴン溶接機 6 電気を用いたアーク溶接の一種。溶接部分の仕上りが綺麗です
スポット溶接機 2 1箇所に短時間で大電流を流し溶接。生産性が高く製造コストが安価です
ガンマン溶接機 1 座標を入力し自動でスタッド(ネジやボルト)を溶接することで精度の高い製品を製造します
【その他】
名称 台数 機械概要
自動ラック 1 80段からなる材料保管のための棚をパソコンで管理し、必要な材料を加工機に自動的で補給します
自動バリ取り機 1 切断時に発生したバリを自動でやすり掛けします
シャーリング 1 任意の寸法で鋼板やステンレス板を切断します